屋根リフォーム
屋根リフォームのポイント
屋根は日差しや雨水を防いで、外部の環境から住んでいる人を守ってくれる重要な部位です。しかし、意識して点検していないとなかなか劣化に気づけず、雨漏りがおきてから気づくケースが多い箇所です。また、悪質な業者によるリフォーム被害の発生しやすい箇所でもあります。屋根のリフォームを検討する際には基礎知識やポイントをしっかり把握しておきたいところです。
屋根のリフォームの種類
1.屋根塗装
もっとも費用を低く抑えることが出来る方法です。
塗装前に洗浄して汚れを落とし、下塗りと上塗りを行います。素材によっても変わってきますが、一般的によく使われている「シリコン樹脂塗料」と「ウレタン樹脂塗料」でのリフォーム周期の目安は、7~10年です。
2.カバー工法(重ね葺き)
今ある屋根材の上に新しい屋根材を重ねる方法です。
屋根材のみが劣化している場合に向いています。屋根塗装より費用は高くなりますが、葺き替えるよりも費用を抑えることができ、工期も短くて済みます。
3.葺き替え
今ある屋根を解体して、下地から新しいものに交換する方法です。
雨漏りがしているなど、下地まで老朽化が進んでいる場合に行います。費用は一番高くなりますが、その分様々な種類の屋根材を選ぶことができ、天窓をつけるなどの希望も出せます。また、リフォーム周期の目安も、通常15~30年と長くなります。